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邦楽の旋法について・・・日本人は何故か中近東の音楽やスパニッシュ音楽が好き(4)

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前回ご説明したとおりポリフォニックな音楽を追求する中で耳当たりを重視した結果、転調を伴う音楽へと展開したことが12音律を「調性」という考え方の中で使用するに至った西洋の音楽ですが、もちろん日本や中国の音楽にも合奏は当然あります。あるのですが複雑に転調するような構造が無く、奔流のように楽器どおしが絡みあって継続する旋律を持続するためにも、日本や中国の音楽は音数を制限して「旋法のもつカラー」を破壊しないようにしたのでしょう。

さてえらく遠回りしましたが、何が言いたいかと申しますと洋の東西を問わずオクターブは12に区分され、その中から音を選択して並べたものが音階(旋法)であるわけですが、その選択が何を目的として選択されたか?が重要なわけです。
「平調子」です。

壱越(d)で始まる「平調子」はそれだけだと西洋的な調性感は感じられません。まぁ先に述べたとおりハーモニー重視では無く旋律重視であるため「調性」と言う考えが無いと言い切っていいわけですが、実際のところどうなんでしょう?
dで始まれば西洋で言うニ長調とかニ短調の雰囲気はあるのでしょうか?「平調子」をピアノなどで弾いていただくとわかりますがdから弾き始めてdで終えても西洋音楽で言う「終止」感はありません。何度も弾くと楽典などを少し勉強されて調性が理解できておられる方には、むしろ「属和音(ドミナント)」に近い不安定さを感じられると思います。
そこで五線譜に壱越(d)で始まる「平調子」を1オクターブ分だけ記載しましょう。eとhにフラットが付きesとbになっています。西洋の調の考えで言うとesとbが含まれる調は変ロ長調(ト短調)です。
試しに変ロ長調(ト短調)でdから始まる音階を先ほどの五線譜に併記しております。「平調子」と比較すると第三音=f、と第七音=cが無いことになります。

とりあえず邦楽の旋法が出てきたところですが次回こそ邦楽旋法について西洋の音楽との違いを考察していきたいと思います。
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はじめまして。 中学生くらいに突如、音楽に興味を持ち「ブラバン」や「ロック・バンド」やよくあるコースで音楽を愛し、今はもっぱらDTMを趣味としてネットで自作曲を公開したりしています。

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