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恐竜のPR大使(1)

日本が誇る東洋最大級の恐竜博物館「福井県立恐竜博物館」。
2000年に開館しておりますので来年で「開館10周年」となりますが、その目玉として購入した化石について記事が出てました。

県立恐竜博物館:「カマラサウルス」化石到着 体長15メートル、展示の目玉 /福井
10月28日 毎日新聞

 来年7月に開館10周年を迎える県立恐竜博物館(勝山市)の目玉展示にしようと、県が2億4990万円で購入した大型草食恐竜「カマラサウルス」の全身骨格化石が27日、同館に到着した。
 カマラサウルスはジュラ紀後期(1億5500万~1億4500万年前)に生息した。購入した岩石には体長約15メートル、体重約20トンと推定される全身の95%の骨格が残っている。厳重にこん包された木箱に詰められて米国から関西国際空港に空輸され、さらに大型トラックで運ばれた。今後は約2年間かけて岩から化石を取り出すクリーニング作業をする。
 東洋一館長は「運搬状態が良く安心した。来年7月までにできるだけクリーニングを済ませ、来館者に本物の質感や、大きさのだいご味を味わっていただきたい」と話した。

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「カマラサウルス」という恐竜は案外ご存知無い方が多いかもしれません。

竜盤目
竜脚下目
カマラサウルス科
カマラサウルス

簡単にご紹介すれば「ディプロドクス」とか「ブラキオサウルス」、かつては「ブロントサウルス」と呼ばれた「アパトサウルス」などの、所謂首の長い大きな草食恐竜の仲間です。
毎年のように夏に開催される「恐竜博」でも必ず目玉の展示として、この巨大な竜脚類恐竜が据えられています。今年の夏に幕張で開催された際は「マメンキサウルス」、2006年は「スーパーサウルス」。などなどです。

ただしこれらの30m級の恐竜に比較すると、このカマラサウルスは現時点で最大級の化石でも15mくらいと、この手の恐竜の中ではかなり小型な方です。
またディプロドクスなどは顔つきがいかにも「トカゲ」という感じの、かなり細長いもので、またその歯は太めの釘の様な形状のものがズラリと横に並び、現代の感覚で言うと「出っ歯」な顔をしています。
それに対してこのカマラサウルスの頭骨は非常に真四角に近いいかついもので、歯は形も大きさも子供用のスプーンによく似ています。
camara.jpg


同時代の巨大な草食恐竜が、その長い首を横に振りながら細い歯で柔らかい植物を食べていたとすれば、カマラサウルスの頑丈な歯は比較的固い植物を食べることで、食性を棲み分けて共生していたことを示しているのでしょう。

カマラサウルスは北米で発見される恐竜の化石の中ではかなり多くの化石が発見されており、今回の記事でも全身の95%が含まれていると見積もられているようです。
これが展示されれば国内でも数少ない「実物化石」の展示ということになります。

例えば愛知県豊橋市の「豊橋市総合動植物公園自然史館」には「エドモントサウルス」の実物化石が展示され、同館の目玉展示としての役割を長く務めています(因みに同化石購入時は「アナトサウルス」と呼ばれていましたが、学術名が二転三転し、現在は「エドモントサウルス」で落ち着いています)。
toyohashi_02.jpg


そういったPR上の効果から見て2億5千万円というのは安いのか高いのか?正直素人目には何とも判断できませんが、この世にはとんでもない高額の恐竜化石も存在しています。

つづく・・・
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