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TK逮捕で「オルフェウスの窓」を思う・・・

なんか小室さんおそまつな容疑で逮捕されちゃいましたね。あ、「等さん」じゃ無いですよ。「哲哉さん」です。
私はあまりJ-Popやダンス音楽に興味が無いのですが、私世代の方々は彼の音楽が青春だったんじゃないでしょうか?
殆ど聴いたことのない音楽についてどうこう書ける情報は何も持って無いのですが、彼が自作の著作権をエイベックスの関連する音楽出版会社と、自分が役員を務める会社に二重譲渡しているのをニュースで読んで、ふとどうでもいい記憶が戻りました・・・。

池田理代子さんの「オルフェウスの窓」。言わずもがなの「ベルサイユのばら」と並ぶ彼女の長編大作少女漫画です。
ストーリーはロシア革命やハプスブルクの凋落、第一次世界大戦などの史実と音楽学校に通う若者たちの半生を絡めた壮大で複雑なものですが、その中にピアニストを目指すイザークという若者が登場します。
彼は才能がありながら貧しい生まれのため苦労するのですが、なんとかウィーンで努力して世界的ピアニストとして成功します。そんな中で不幸な人生を歩んできた娼婦のロベルタと知り合い彼女の優しさに惹かれ、身分の違いや周囲の猛反対を乗り越えて結婚します。このあたりイザークの人の良さが感じられます。
やがてオーストリア・ハンガリー帝国の凋落とともにイザークの生活も苦しくなります。更に人の2倍、3倍努力するイザークなだけに指を壊してしまいピアニストとしてはもう演奏できなくなってしまいます。
でここで小室さんを思い出したのですが、イザークの妻であるロベルタはホントけなげなくらい心優しいのです。ただ育ちが育ちなので世間知らずで思慮深さが無いがため、生活を助けるつもりでイザークの自作曲の出版権を二流の出版社に二束三文で売っちゃうんですよ。イザークはイザークで一流の出版社と出版権の譲渡契約を進めていた矢先にこのことが判明し、契約先からは「二重譲渡だ!」と契約を白紙にされてしまいます。イザークは怒り狂ってロベルタを叱責します。
この後いろいろあって最後までロベルタは「けなげ」なんですが、それは是非機会があればこの大作少女漫画をお読みください。音楽好きの方にはなかなか楽しめますよ。

同じように生活が厳しいあまり自分の創作物をなりふりかまわず切り売りするアーティスト。もうその譲渡行為が正式なものなのか二重、三重になっているのか本人も冷静な判断もつかなくなっていたことでしょう。
違うのは生活が困窮した要因が「激動の時代に翻弄された」結果か、「欠けたることの無い」ように見えた「わが世の春」を満喫しすぎた結果か、ですね・・・。

まぁ一時とは言え海外に豪華な別荘を持てただけでも良しとするか。
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テーマ : 漫画
ジャンル : アニメ・コミック

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Author:kanchikuan
はじめまして。 中学生くらいに突如、音楽に興味を持ち「ブラバン」や「ロック・バンド」やよくあるコースで音楽を愛し、今はもっぱらDTMを趣味としてネットで自作曲を公開したりしています。

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