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T-rexはやっぱり掃除屋か・・・?(1)

少し前のニュースですがこんなのがありました。

以下 転載

ティラノサウルスは鼻が利く=頭骨の化石、CT解析-北大助教ら
10月29日12時25分配信 時事通信

 最大級の肉食恐竜ティラノサウルスは他の肉食恐竜より鼻が利くことが29日、北海道大総合博物館の小林快次助教とカナダの研究チームの合同研究で分かった。同日付の英国王立協会紀要(電子版)に掲載される。
 小林助教らは、カナダで見つかったティラノサウルスの頭骨の化石をコンピューター断層撮影装置(CT)で解析。においを感じる嗅球(きゅうきゅう)と呼ばれる脳の一部の大きさを調べた結果、アロサウルスなど他の肉食恐竜に比べ、ティラノサウルスは嗅球が大きく、嗅覚(きゅうかく)が発達していたことが分かった。 

以上 転載

言わずと知れた恐竜界のスーパースター「ティラノサウルス」です。
ティラノサウルスは1892年に最初の化石が発見され1900年に2つ目が、そして3つ目の化石は1902発見されています。実は最初と2つ目の化石は別の名前がつけられ「ティラノサウルス」と命名されたのは3つ目の化石でした。しかし1906年に「ティラノサウルス」に統一されました。このあたり生物の学名の命名に関するエピソードとしてはなかなかおもしろいのですが、長くなるのでまたの機会にします。

でこの恐竜時代の最後を飾る究極の大型肉食恐竜ですが、意外なことに自分で積極的に「狩」をしたハンターか?それとも一日中うろうろと歩き回り死体を見つけては腐肉をあさる「掃除屋=スカベンジャー」か?で長く議論が続いています。
今回の記事を読んでふと「やっぱ掃除屋かなぁ・・・」と思ったりしました。

現生の掃除屋と言えばまっさきに浮かぶのは哺乳類では「ハイエナ」、鳥類では「ハゲワシ」でしょう。ハイエナはブチハイエナなどは狩をしますがシマハイエナは殆どが腐肉食です。広い自然界の平原でいつ死ぬともわからない他の生き物の死体を一番最初に見つける必要があることから、何よりも「強い嗅覚」が必須です。またせっかく見つけたエサ=死体が死んでから時間が経過していれば、ハイエナが見つける前に昆虫を始めとする掃除屋集団においしいところは持っていかれている可能性もあります。そのためハイエナは肉や内臓だけで無く骨も噛み砕いて食べることができる頑丈な牙と顎を持っています。
これはまさに今回の発見に見られるティラノサウルスの「発達した嗅覚」と、そのぶっといバナナのような牙が合致する共通点です。
鳥類の掃除屋代表のハゲワシも嗅覚が強いことで知られており、上空を飛びながら数キロ先の腐肉を嗅ぎつけることができます。
またティラノサウルスのその小さく指が二本しか無い貧弱な前肢では、狩をして食餌をするために必要な「獲物を抑え付ける」力が疑問視されることも「掃除屋」の根拠です。例えば同じ肉食恐竜である「アロサウルス」や「ディノニクス」などは頑丈な前肢に鋭い爪があり、その恐ろしい爪を武器に狩をしたと推定されます。
ティラノサウルスのあの巨体で素早く動いて狩をしたと考えるのも無理があるのでは?といった意見もあります。

・・・長いのでつづく 次回は「掃除屋」説に対抗してティラノサウルスがハンターである根拠を紹介します。
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テーマ : 自然科学
ジャンル : 学問・文化・芸術

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