スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「豊橋総合動植物公園」第23回特別企画展について(5)

ここ数回は愛知県の豊橋市にある「豊橋総合動植物公園」の中の自然史博物館のことを書かせていただいています。
自然史博物館は古生代、中生代、新生代の各展示ルームに分かれていますが、今回は前回に引き続き特別展「シーラカンス-ブラジルの化石と大陸移動の証人たち-」をご紹介します。

で今回の目玉は世界最大のシーラカンス化石の復元標本です。モロッコで発見されたものらしいのですが、現生のシーラカンスが大きいもので2mくらいですから、この標本の3.8mの体長は約2倍の大きさということになります。ここまで成長すれば当時の肉食の海生爬虫類や鮫などもうかつには襲わなかったでしょうね。
toyohashi_04.jpg


ただ3年くらい前の古生物関係の書籍を読むと、モロッコで発見されたこのシーラカンスの化石の推定体長は「2m」と書かれていました。復元するにつれてサイズが変わることはよくあることですが、倍近いのは少し驚きですね・・・?
実際に発見された化石は頭部の一部だけですが、近縁種のマウソニアで全身の化石が発掘されているものを参考に今回の復元をしたそうです。

展示場にも少しだけコメントが書かれているのですが、1990年代に発見されたことで非常に重要なことがあります。
魚は大きく肉鰭類(にくきるい)と条鰭類(じょうきるい)に分かれます。現在我々が食用にしたりしているサカナの多くは鰭(ひれ)に扇の骨のような「条」がある条鰭類ですが、シーラカンスは骨があり筋肉がついた肉質の鰭を持つ肉鰭類に属します。肉鰭類は鰓(えら)の他に一種の肺を持つものが多く、空気中でも呼吸ができます。
肉鰭類は更に肺魚類と総鰭類(そうきるい)に分類され、総鰭類はシーラカンス類と扇鰭類(せんきるい)に分類されます。そして扇鰭類のうち肺で呼吸できるものの鰓が無くなり現在の爬虫類や哺乳類などの四肢(手足ですな)を持つ陸の脊椎動物に進化したわけです。
そういう意味ではシーラカンスなどは魚類と言うよりも、水中で生活する進化前の四肢動物である。という解釈ができます。このことは前述のとおり簡単に展示場にも書かれていますのでご一読ください。

特別展は結構マニア向けですが中生代展示ルームには比較的人気のある恐竜の全身骨格標本がありますから、子供でもなかなか楽しめます。

「豊橋総合動植物公園」は出かけるならクルマで行く方が便利ですが、休日の場合は駐車場が10時ころには満車になりますので9時30分までには到着されるほうが無難です。
スポンサーサイト

テーマ : 名古屋・愛知
ジャンル : 地域情報

コメントの投稿

非公開コメント

FC2カウンター

プロフィール

kanchikuan

Author:kanchikuan
はじめまして。 中学生くらいに突如、音楽に興味を持ち「ブラバン」や「ロック・バンド」やよくあるコースで音楽を愛し、今はもっぱらDTMを趣味としてネットで自作曲を公開したりしています。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
リンク
QRコード
QRコード
カテゴリ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。