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モード・ジャズと一口に言っても・・・(6)

ファンク・ジャズの商業的成功を横目にモードは商売にならないと判断してしまったマイルスですが、じゃあモードはどうなったのか?ここで注目すべきは若き「怒れるテナーマン」ジョン・コルトレーンでした。
ジョン・コルトレーンはマイルス・バンドに在籍し「Milestones」の初録音でもソロをとっていますが、自身のバンドでワンモードもしくはそれに近いかなり固定的なモードでのアドリブを追及しています。有名な「My favorite things」などは2モードでソロが繰り広げられます。つまり初期のモード手法を発展させていったのは実はジョン・コルトレーンでした。その後コルトレーンはモードが極まりフリーに近づいていきますが、モードの追求をしていた時期に恐らくそのコルトレーンのモードに影響を受けたと考えられるのが、同じテナー・マンでジャズ・メッセンジャーズに在籍し神秘思想を音で具現化したような独特の和声感を持つウェイン・ショーターです。
バップの範疇で停滞していたマイルスとしてはフリー以外の(マイルスはオーネット・コールマンなどを批判していた)フォーマットを統合し、ジャズ・メッセンジャーズやコルトレーンを超える商業的な成功を成し遂げる必要があったことは想像できます。

バップを続けることでそれなりの商業的成果はあげていたマイルスですが、先に述べたとおりその刺激的な進化にこそ価値のあるジャズにおいて、このスタンスは致命的であったと思います。ここでマイルスが打ち出した発展への道は?天才マイルスの底力を次回は考察したいと思います。

コルトレーンは「My favorite things」がよほどお気に入りであったようで、ライブでも何度も録音しておりそう意味で彼の変遷が聴いて取れます。一番おとなしい録音がこちらで演奏はモードよりバップのスタイルであろうと思います。ちなみにこの後ベースをジミー・ギャリソンに変えて彼のジャズはモードからフリーへと驀進していきます。
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マイ・フェイヴァリット・シングス(+2) - ジョン・コルトレーン
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テーマ : JAZZ
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はじめまして。 中学生くらいに突如、音楽に興味を持ち「ブラバン」や「ロック・バンド」やよくあるコースで音楽を愛し、今はもっぱらDTMを趣味としてネットで自作曲を公開したりしています。

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