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やはりDTMはマイノリティーか?

先日、勤務先の広報の担当者が「知り合いの新聞記者が変わった趣味の人間を探している」と話していました。
何でも企業勤めや経営者の「私の趣味」を紹介するようなコーナーを新聞紙上に設けているのに、80%ぐらいのおじ様が「ゴルフ」「読書」が趣味でネタ不足に困っているらしいです。

そう言えばこの年になるとお取引先の方などとの商談ついでに、「ゴルフはやられますか?」とか「休みの日は何をやって過ごされますか?」とか聞かれます。
少し前まではそうやってふられたなら答えなきゃと思い、「ゴルフもパチンコも麻雀も競馬も一切やらないのですが、ピアノを弾いたり作曲をしたりしています。」と真剣に答えていました。

そうするとですね。たいていどうコメントしていいのか困惑した表情で、殆どの方が
「私の友人も音楽が好きで、家に100万円以上するスピーカーを置いて休日は音楽を聴いてますよ。」
とコメントされます。正直、オーディオはまったく知識が無い上に、そもそも音楽の範疇の趣味だと思っていないので困ります。
あれは「如何に原音に忠実に」とか「臨場感を持って」とかの概念で音を鳴らす高度な再生芸術であって、そういう意味では極端な話し、再生する素材が音楽で無くて汽車の走る音とか、小川のせせらぎであってもいいのですが、それでは別の趣味になる上に、ほぼ一般人には理解できない世界になるんで、やはり一般的には音楽を再生するというだけのことです。
そこには音楽の様式も作曲の手法も演奏の技術も何ら意味は無いのでしょうね。

とにかくオーディオの話をされた場合は、
「凄いですよね。私はそんな金も無ければ住宅事情も悪いんで、とてもおよびませんよ」
と紳士的にお茶をにごすのですが、それでもクドクドといかに高額のスピーカーを買って、家まで改造して、ケーブル1本に1万円使ってどうこうとかしつこい方がいると、
「そんなに金をかけるなら、世界的なホールで一流の演奏を聴けばいいのに」
と一発言ってやると大抵だまります。

あとはまずピアノのところに食いついてこられます。
「会社をリタイアされてからピアノを始める人も多いし後々いい趣味ですよね。ドリカムとかサザンとか弾かれるんですか?」
と。だいたいこんな感じです。そこでまた真剣に
「バロックの特にバッハが一番好きですが弾くのはとても難しいです。弾きやすいという意味では後期ロマンから近代にかけてが好きですね。あとジャズもよく弾きます。」
と答えます。もうここまで来ると何もコメントが無く「高尚なご趣味ですね」ぐらいで話題が途切れることが大多数です。

まれに「作曲」の方に食いつく方もおられます。
「作曲と言えば高校生のころ友人がやってましたよ。ご自分で歌われたりバンドをされたりするんですか?」
多分フォーク・ソングか何かと誤解されているんだと思いますが、気を取り直して説明を始めます。
「DTMって言うんですけど作った曲をパソコンで演奏するんですよ。」
ここで話題が完了する場合が多いのですが、どうやってコンピューターで作るのか尋ねる方もおられます。

MIDIの説明が正直大変です。
「楽譜を作るソフトがありまして(シーケンサのこと)、そこに音符を書いて(midiデータの打ち込みのこと)、シンセサイザー(外部音源やソフト音源のこと)で鳴らして、録音(トラック・ダウンとミックス・ダウン、あと波形処理やエフェクト処理のことを全部ひっくるめて)します。」
まず100%この段階で迷宮に入ってしまわれますが、中にはとんでも無いことをコメントされる方がいます。
「へぇ~。コンピューターで音楽が作れるんですか?しかしそれじゃ個人の感性が込められ無い機械的な音楽になるんじゃ無いですか?」
多分、何かのデータを入力して何かのプログラムを走らせるとPCが音楽を自動作曲すると解釈されたようです・・・。3Dモデリング・ソフトやフォトショがあれば誰でも「コブラ」や「GUNTZ」が描けて、2、3万円くらいのデジタルビデオカメラで撮った映像はハリウッド映画並にできる!と勘違いしている人といい勝負な発想です。

最近は趣味や余暇の過ごし方の質問を受けるともうめんどうくさいので
「すいません。少し自分の趣味変わってるんで・・・」
とか
「一日ネットカフェにいます」
と適当に答えます。
食いついて来ても「いやぁ・・・。ほんとあまり他の人はやんないんですよ。」とか、「アハハハ、無趣味なんです」と流しています。

私の趣味ぐらい話さなくても商談には関係ないですから。
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テーマ : DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材
ジャンル : 音楽

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大失敗

こんばんは!
作曲されてる方なら誰しも考えどころです♪

インターネットだとこれだけDTMされてる方がいらっしゃるのに、身近だと結構いないものですよね。
それでもボカロ効果で相当一般に認知されましたよね(笑)

『ミクって何?』と何回聞かれたことか(笑)

過去最大の失敗は髪切りに行った時に美容師にDTMの話をしてしまったことですね。
鏡越しに目をキラキラさせてる美容師相手に
『もう勘弁してよ』の一言が言えず、質問攻めの3時間、仕事明けだったこともありグッタリでした。

美容師って毎日つまらんのだなぁと痛感させられた上、結構上手かったのですが名刺貰うに至りませんでした♪

確かに

こんばんは。

DTMというより、「音楽を奏でる」ということが既にマイノリティーのような気がします。
私の周り(仕事関係)でも「音楽を奏でる」なんて奴はほとんどいませんし、ましてや「自分で作曲して録音します」なんて奴は皆無です。

初対面の人に「趣味は?」なんて聞かれることはほとんど無くなりましたが、それでも聞かれたときは、やはり「まあ、いろいろと・・・・・・」なんで濁しますね^^;。
説明するの面倒くさいですよね、どーせ興味なんて無いんだから・・・。

DTMって技術的にはかなり確立されてるから・・・

Avanjourさん、いらっしゃい。

それは大変でしたね。
でも少なくとも興味を持って聞いてもらえたならヨシでしょうか?

ボカロは進歩に停滞感があるためか、少し落ち目だったDTMを再燃させた功績と、これさえあればとりあえずOK!みたいな風潮を生み、そもそもの構成力やアレンジ力の視点で聴くと、「ん?」な作品が量産された罪が混在したと思っています。

まぁ今よりずっと技術が進み、生歌か?と思わず身を乗り出すような作品が現れれば、私の理解も変わるとは思いますが。

そうそう。こないだも・・・

MiKiTaさん、いらっしゃい。

>説明するの面倒くさいですよね
そうなんですよ。で、せっかく説明始めても「わけわか」な顔されるとゲンナリします。

こないだも趣味を聞かれて、適当に答えてたら「じゃあ休日とか無駄にダラダラ過ごすんですか!?」と、ほうっておいてくれ的に強い口調で詰問する客がいて、仕方なく説明を始めたら、少し聞いて「あぁ・・・高尚ですね」で締められて、空気が悪くなったばかりですよ。

そんな難しくも珍しくも無いと思うんですけどねぇ。学生時代に戻りたい(涙

遅ればせながら…

 勘竹庵さん、本年もよろしくお願いいたします。「新曲」の制作がすっかり滞っておる(汗)56です。
 さて、相変わらず話題豊富&内容も濃いですねえ。
 今回もまた興味深い。…たしかに、僕もDTMやってる人間に、楽器店以外で出会ったことないですねえ。。
 僕も稀に世間話の流れから趣味尋ねられて、うっかりDTMのことを口走ることありますけど、たいてい相手の方は理解できないのか、あんまり深いツッコミまで行かず、別の話題へ転じてしまわれることがほとんどですね(-_-;)
 R社やY社といった大手楽器メーカーも、DTM草分けの頃は「誰でもすぐ始められる」みたいなパッケージ出したりしてたけど、さすがにこの10何年かで見極めたのか、最近はアピールする層を絞ってるんだろうな、みたいな商品が多い気がするしorz

 結論。寂しい話ですけど、やっぱしマイノリティーなんじゃないですかねえ、というところへ落ち着いてしまいそうです。。(T_T)

そうですね

56さん、いらっしゃい。本年もよろしくお願いします。

>R社やY社といった大手楽器メーカーも、DTM草分けの頃は「誰でもすぐ始められる」みたいなパッケージ
私も「ミュージ郎」でSC-88を手に入れたのがきっかけでした。

そういう意味では最近はツールはどんどん高度化し、素人には少々敷居が高くなったように感じます。

そうは言っても「作曲」あるいは「演奏」の根源的な技術は特に変わっているわけでは無く、あくまで地道な勉強に裏打ちされたセンスがすべてですけどね。

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プロフィール

kanchikuan

Author:kanchikuan
はじめまして。 中学生くらいに突如、音楽に興味を持ち「ブラバン」や「ロック・バンド」やよくあるコースで音楽を愛し、今はもっぱらDTMを趣味としてネットで自作曲を公開したりしています。

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