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尊敬するアーティスト「崎谷健次郎」

初めての歌物を創りました。

以前から突如として「歌物創る、歌物創る」とこの場で宣言しつつ、本気でやってる方々には申し訳無い限りの隙だらけの進行で作業し、それでも何とか一曲創作いたしました。
何か歌いにくい曲ですがよろしかったら聴いてやってください。

「記憶のなかに」

太古から音楽は「歌」が始めにあり、それに色彩感を出したり、大勢で歌う(合唱する)際の音程の基礎にするために、楽器による伴奏がついたと考えられます。
そして伴奏楽器の奏法が高度化するにつれ、楽器のみの演奏(独奏や合奏)が独立して「器楽曲」となったわけですから、作曲の根本的な技術そのものは歌物もインストもそう大差は無いと思っていました。

今回も伴奏部分は従来の知識と技術を普通に使っています。編成はピアノとストリングスというバラードの王道のような編成でお恥ずかしい限りですが。

しかし歌詞の載った旋律を考えるのは小学校の「クラスの歌コンテスト」で優勝して以来(明るい光に照らされて/桜の舞い散る校庭で・・・笑)ただの一度もしたことが無く、結局は散文のような暗喩的と言うか、たわ言のような歌詞を、これまたポップさの欠片も無い旋律に載せた曲となりました。自分で言うのも何ですが、旋律線こそ変ニ音で始まるリディアンを基本にしていますが、和声はかなり無調感がありポップスとジャズと近代音楽をミックスしたような響きがあるのではないかと思います。最後が全然違う調で終わってしまうのも無調感に拍車をかけるか?単に成り行きだけだったりして・・・。

今回の歌物を創るにあたって実は一番と言いますか唯一参考にしたアーティストは「崎谷健次郎」さんです


彼の音楽を(それと認識した上で)耳にしたのは、斉藤由貴が歌った井上陽水の「夢の中へ」のカバーでした。この曲に当時はまだ黎明期と言って良かったハウス風のアレンジを施したのが、この崎谷健次郎さんであったのです。元々明るく自然とリズミカルになるメロディー・ラインの曲ではありましたが、こんな古いフォーク・ソングであったものが、淡々としていながらも沸き立つような楽しい曲に生まれ変わるものかと驚いたもんです。

それ以来、まずその時点でリリースされていた崎谷さんのアルバムはすべて購入しました。
「DIFFERENCE」(1987年)、「Realism」(1988年)、「KISS OF LIFE」(1989年)。
何より驚いたのはその和声感覚の斬新さでした。
それまではポップスなんてダイアトニックを適当に並べて、耳馴染みのいい旋律を乗っけただけ。ぐらいの私のいい加減な認識を見事に打ち崩してしまう和声。ロックだけで無くジャズやクラシック、特に最後期のロマン派から近代音楽にかけてのクラシック音楽の影響を強く感じます。何と言ったらいいんでしょうかね?ポップなビル・エヴァンスといった雰囲気だと申し上げれば、ご理解いただけますでしょうか?え?余計にわからない・・・。
本人も元々はジャズ・ピアニストであった父の影響からジャズを始め、やがてロックをコピーしてバンド活動をしたりして、やがてラベル、ストラヴィンスキーを好んで聴いたとインタビューで語っています。

更に驚くのがアレンジが実に多彩な手法を駆使されており、しかもそれが殆ど崎谷さん自身によるものである点です。基本的にはポップスですのでリズミカルでメロディアスであることには違いないのですが、そこにロック風であったり、ファンクやジャズのテイストや、更には室内楽やテクノまで恐るべき音楽知識の量で圧倒されます。1962年生まれなので元ネタに70年代の洋楽の影響を感じますが、それにその時点の最新の音楽をうまくミックスしていて、センスの高さが感じられるアーティストだと感じました。

プロとしてのキャリアのスタートはスタジオ・ミュージシャン(キーボード)ですが、他人に楽曲を提供する際にデモで自分が歌っているのを、「おもしろい声だから」と言うことで歌手としてデビューを勧められただけに独特の歌声を持っています。
非常にハスキーなハイトーンですが、不思議な空気につつまれたような柔らかさがあります。

その後もリリースされるアルバムはすべて購入しました。最近は楽曲提供やプロデューサーとしての活動が多いようで、また少し前に喉を痛められたこともありあまり新作が聴けずにいますが、私自身、いろいろな技術を駆使した音楽に惹かれるため、崎谷さんの和声感、アレンジ(構成やリズム)には生涯到達できないとは思いつつ、大いに参考にさせてもらっています。
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テーマ : DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材
ジャンル : 音楽

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Author:kanchikuan
はじめまして。 中学生くらいに突如、音楽に興味を持ち「ブラバン」や「ロック・バンド」やよくあるコースで音楽を愛し、今はもっぱらDTMを趣味としてネットで自作曲を公開したりしています。

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