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見えた人(3)

いつものように部屋の扉も窓の雨戸もすべて閉め切り、漆黒の闇の中で眠っていた私がふと目を覚ますと、そこにはうっすらと光が入り込んだ窓が見えました。
しかし!はたとある事実に気づきました。

「そもそも窓には雨戸を閉めてあるじゃん!」

そうです。今夜もいつもと変わらず雨戸を閉め切り、部屋は完全な闇のはずでした。
ところがベッドに横たわる私の眼前には薄ぼんやりとした光の塊が浮かび上がっているのです。そう気づいたと同時のことでした。その青白く光る不定形の物が少し動いているのです。長方形に近い楕円形に見えていたその光が、少しづつですが細長くなっており、ますます楕円形に変わっていきます。更に細くなった光の形はちょうどボーリングのピンのような形になりました。
明らかに日常では起こりそうに無いことが目の前で起こっていることは、覚醒しきっていない頭でも理解できました。そしてそれが恐らく人の形になりつつあるんだということも。

元々へたれだった私はこの事象に完全に恐怖してしまい、目をつぶったり視線をはずしたりはできないくせに、声も出せなければ身動きすらできません。そして、こちらの恐怖心がピークになったときでした。この不明瞭ながら明らかに人型の光が、掃除機か換気扇にでも吸い込まれる煙のように「スイッ」闇に失くなってしまいました。

しかしホッとする間もなく新たな恐怖が・・・。

つづく・・・
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テーマ : 怪談
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Author:kanchikuan
はじめまして。 中学生くらいに突如、音楽に興味を持ち「ブラバン」や「ロック・バンド」やよくあるコースで音楽を愛し、今はもっぱらDTMを趣味としてネットで自作曲を公開したりしています。

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