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ピュアにフュージョンを追い求めるとは(2)

前回から「フュージョン」という音楽の一ジャンルについていろいろ考えています。

そもそもフュージョンって何でしょう?

一般的な認識は1960年代後半ぐらいに現れたジャズ・ロックを、より洗練させたジャズが「クロスオーバー・ジャズ」とか「クロスオーバー・ミュージック」と呼ばれた音楽(以下 単にクロスオーバーと呼ぶ)であり、その後クロスオーバーが独自性を高めて「フュージョン」に至った。と理解されているのでは無いかと思います。

ちなみにジャズ・ロックとは具体的には
・ロック風なリズム(主には8ビート)で演奏され
・クリーンなジャズ・ギターでは無くエフェクターをかけたギターや、アコースティック・ピアノでは無くエレクトリック・ピアノなどの、電気楽器を編成したジャズの一演奏形態ですが、ムーブメントとしてはその時代に人気のあった、R&Bやファンク、ソウルなどを取り入れたもので、少々、乱暴にまとめてしまえばジャズ以外の黒人音楽を、ジャズにミックスした音楽と言って差し支え無いでしょう。それほど長い期間に渡ってリスナーを獲得していたわけでも無いため、「全然聴いたことも無い」方が多いのでは無いでしょうか?

それではジャズ・ロックを演奏していたミュージシャンたちや、それに影響を受けたミュージシャンたちが、そのまま進化するようにクロスオーバーを演奏するようになった。と言い切ることはできるのでしょうか?事はそんなに単純でも無さそうです。

何故そんなことを言うのかと申しますと、まず第一にクロスオーバーと呼ばれる音楽を最も多くリリースし、商業的にも成功したのはアメリカのレコード・レーベルであるCTIだという事実です。
CTIの代表であったプロデューサー「クリード・テイラー」は、ギタリストのウェス・モンゴメリーにポップスのスタンダードを演奏させ、バックにオーケストラ(とは行ってもストリングスメインですが)をかぶせたアレンジでアルバムを創りヒットを飛ばしました。これはイージー・リスニング・ジャズと呼ばれました。

注)現在の「カラベリ」とか「ポール・モーリア」などのイージー・リスニングとは違うジャンルです。

テイラーはこのフォーマットを進めることを考え(たのでしょう。ヒットしたんですから)、独立したレーベルCTIを設立して「既存のポップス」、または「ポップス」風のメロディーを「ジャズ」風の和声でアレンジし、「ジャズ」風のアドリブを入れて、「ロック」風の編成で演奏する音楽を世に送り出します。注目すべきはプレイヤーこそ黒人のジャズ・プレイヤーを起用しても、アレンジはデオダードやボブ・ジェームズ、後には先述しましたディブ・グルーシンなどに担当させ、ストリングスやブラスなどをゴージャスに絡めて、耳障り良い音色とリズムに重点を置いたアレンジが多く聴かれることでしょう。

所謂「白っぽい」アレンジなのです。

つづく・・・
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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

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はじめまして。 中学生くらいに突如、音楽に興味を持ち「ブラバン」や「ロック・バンド」やよくあるコースで音楽を愛し、今はもっぱらDTMを趣味としてネットで自作曲を公開したりしています。

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