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怖い話(ホラーじゃなく・・・)

仕事柄、外出や出張はめったに無いのですが、月に1回くらいは銀行を回ったり会計士と面談したりするevnc_chckです。

先日のことです。外出中に昼時をまわったので休憩がてらスタバに入りました。ラテとサンドウィッチを頼み席につくと例によって携帯でニュースを読みながら食事をとり始めました。

隣のテーブルには若い女性が3人かけて何やら会話の最中です。揃いの制服を着ておりますが会話からどうやら銀行の女性従業員さんたちのようです。一人は後ろを向いておられるのでわかりかねましたが、声の調子から20代半ばくらいか?あとの2人はこちらを向いて話されているのですが、1人は20代後半くらいでしょうか?ウェーブのかかったロングを後ろでたばねた色白の女性です。昨今の異様に黒目がちなダッコちゃん人形のような女性とは違う、私の世代でも受け入れられる雰囲気です。まぁ私が勝手にそういう感想を持っただけで彼女にしてみればいい迷惑でしょうが・・・。

もう1人も長い髪を後ろでたばねていますが、たばねたところに大きなピンク色のリボンを付けており、対照的に色黒で切れ長の鋭い目つきです。年の頃は30代前半くらいでしょうか?職場でもかなりベテランなんじゃないか?と思わせる風格と言うか威圧感があります。

後ろを向いている方はお顔が不明なので「ともだち」と、色白な方を「松嶋さん」、色黒な方を「中島さん」と仮称します。

何気無く彼女たちの会話を聞いておりましたが、どうやら話題は松嶋さんが髪をたばねるのに使っているバレッタのことになったようでした。

ともだち「そのバレッタいいじゃん」
松嶋さん「ん?ああ、これ?」
銀色の三日月形の台座に透明のビーズがびっしりと付けられたゴージャスなバレッタです。
松嶋さん「(バレッタをはずして)これねぇ。○○さんにもらったのぉ(クスッ)」
ともだち「うお!ホワイトデー?バレンタインは何あげてたっけ?」
松嶋さん「普通にチョコ。でも旅行いっしょに行ってあげたしぃ」
ともだち「うそぉ!いいじゃん、いいじゃん!どこの?」
松嶋さん「××の(ごめんなさい・・・知らないブランドなので・・・)」
ともだち「うっそ!?1万円くらいするんじゃない?いいなぁ・・・」
松嶋さん「へへへ(満面の笑顔・・・)」

コーヒーをすすりながら聞いていた中島さん。異常に落ち着いた声で

中島さん「ちょっといい?ちょっと見せて」
松嶋さん「(ごく普通に)ハイ」

手渡されたバレッタを手に取ると殺人現場の犯人の遺留品でも観察するように透かしたり、ひっくり返したりしてしばらく見ていた中島さん。突然

中島さん「私の趣味じゃない!」

ときっぱりと言い放つとあろうことかバレッタをテーブルの上に放り投げました。
ガシャっという音がして「ともだち」と「松嶋さん」は一瞬で凍りつきました。聞いてるこっちまで背筋に冷たいものが走ります。


松嶋さん「な!何するんですか?!」

さすがにこちらもジロジロとは見られませんが見なくても松嶋さんの唇はワナワナと震えていることでしょう。絞り出すような怒りに満ちた声で中島さんを詰問します。

中島さん「だから、私の趣味じゃないって言ったでしょ。趣味じゃないから置いただけでしょ。」
松嶋さん「だからって投げなくてもいいでしょ!人の物を・・・」
中島さん「・・・・・」
ともだち「△△さん。謝るべきだと思いますよ・・・。壊れたりしてもいけないし・・・」
中島さん「・・・・・」
松嶋さん「人が大事にしてるものを放り投げたんですから、謝ってくれてもいいと思いますよ!」
中島さん「・・・・・」
松嶋さん「ちょっとぉ!」

中島さんはコップの水を一口飲むと口を開きました。

中島さん「大事な物は職場に持って来ちゃだめでしょ?学校で教わらなかった?」

怖くなった私は残りのサンドウィッチとラテを胃に流し込むと、そそくさと店を後にしたのでした・・・。
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推理してみた

こんばんは。

推理1
 松嶋さんにそのバレッタをプレゼントし、一緒に旅行に行った○○さんは、実は中島さんの元カレで・・・。

推理2
 中島さんは実は同性愛者で、松嶋さんのことを・・・。

う~ム、発想が陳腐だ・・・Orz。

深堀・・・

MiKitaさん、いらっしゃい。久々の更新ですがお読みいただきありがとうございます。最近は何かツイッタほうが楽でついつい・・・。

結局この後この2人の間がどうなったかは正直わかりませんが、そのやな空気は半径3mの気分を悪くしてましたね。

○○さんは当初、中島さんにこのバレッタをプレゼントしたが、その気ナッシングの中島さんはつき返した。それを知らずもらって喜んでる松嶋さんに本当のことが言えず煩悶した結果が・・・?

とか。

この中島さん、単にやな女なだけだったりするような気がす・・・(笑。

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はじめまして。 中学生くらいに突如、音楽に興味を持ち「ブラバン」や「ロック・バンド」やよくあるコースで音楽を愛し、今はもっぱらDTMを趣味としてネットで自作曲を公開したりしています。

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