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レッド・ゾーン

元プロボクサーで現在は俳優である赤井英和さん。
今日、娘さんの赤井沙希さんがボクサー志願している。というような記事を読みました。

血は争えず?赤井沙希“ボクサー志願”
8月3日9時21分配信 デイリースポーツ

 元プロボクサーの俳優・赤井英和(49)の次女で、タレントの赤井沙希(22)が2日、父と同じボクサーの道を歩む意思があることを明かした。
 都内で4作目のDVD「Love Passion」の発売記念イベントを行った赤井はビキニ姿も披露した新作のPRもそこそこに、取り組み始めたボクシングに話題を転換。K-1のイメージガールを務めたことをきっかけに3カ月前からジムに通い始めたことを明かし「ミットをしばくのがめちゃめちゃ楽しくて」と“血筋ぶり”を披露。“浪速のロッキー”と呼ばれた父には報告していないが「試合をしてみたい人がいるので
いずれは果たし状を送りたい」と度胸の良さをのぞかせた

赤井さんの娘さんがタレントであることはまったくの未知でしたし、娘さんのボクサー志望がどの程度の本気さで、ご本人に実力があるのかどうかはさっぱり不明ですが、赤井英和さんが現役であったころのことを思い出しました。

丁度、赤井さんがプロボクサーとして活躍していたのは1980年代前半のことであったと思います。私はそのころ京都に住んでおりましたが、世はまさに「フュージョン・ブーム」の真っ最中。1970年代から活動していたザ・スクェアやカシオペアの都会的な洗練されたサウンドに対抗するように、関西でも「関西のフュージョンを」とばかりにいくつかのフュージョン・バンドがメジャー・デビューしました。
本人たちはそんな意気込みがあったわけでは無いのでしょうが、浪速エキスプレス、羅麗若(「られいにゃ」と読みます。暴○族みたい・・・)、フォーナインの3バンドが「関西フュージョン」と音楽雑誌などで紹介されていました。

フュージョンと呼ぶにはあまりに暗くプログレのようだった羅麗若や、曲にあわせてユニットが変わるので正直、実態がよくわからなかったフォーナインは別として(個人的には羅麗若が一番好きでしたが)、浪速エキスプレスはステージ・パフォーマンスも「いかにも関西」的なノリがあり、人気があったことからザ・スクェアと共演したりしていました。
テクニックも凄まじくて、ドラマーの東原力哉さんが、後に日本を代表するギタリストの渡辺香津美さんのバックメンバーになられたことからもわかることと思います。よく京都のライブハウスに東原力哉さんのライブを聴きに行ったもんでしたが、力哉さんが「ジャズはええなぁ。フュージョンなんて最悪や!」と冗談交じりに話すのが爆笑もんでした。

で、何でこんな話かと言いますと、浪速エキスプレスは同じ関西のプロボクサーで、「浪速のロッキー」と呼ばれた赤井英和さんに入場テーマを書いているのでした。と言うか元々は彼らの「シンクロナイズド」というタイトルのオリジナルですが、赤井さんの入場で使われてタイトルを変更したそうです。

確か彼らの2ndアルバムに収録されていると思いますが、「レッド・ゾーン」というタイトルの曲です。

「大宇宙無限力神」

一聴するとツーバスかと思ってしまうドラムスが印象的なイントロに続いて、ハードロックのようなリズムとテーマが重く流れて、ギターとシンセの掛け合いがあって・・・。と、まぁいわゆる「かっこいいフュージョン」です。

この曲が流れる。と友人から聞いた私は、それまで全然興味が無かった赤井英和さんの試合が見たくなりました。幸いにも彼はキャラがヤンキー・キャラで、インタビューなどでの発言もツッパっておもしろかったので、世界戦でも無いのに関西では深夜ではありますがTV放映がされていました。
忘れもしません。1985年2月5日のことでした。一度は挑戦して失敗した世界タイトルでしたが、再度挑むということで前哨戦として組まれたのがこの日の「対大和田正春戦」でした。

TVの前で座る私が初めて目にする赤井英和さんの姿。減量がつき物のボクサーなので当然ですが、意外とひょろっとした体型で、あごと頬に無精ひげを生やした姿は、いかにも「浪速のやんちゃなにいちゃん」でした。
レッド・ゾーンが鳴り響く中、大歓声につつまれて彼は拳をぐっと突き出してキメてみせます。

試合が始まりました。ハードパンチャーで前へ前へとプレッシャーをかけるファイト・スタイルと聞いていましたが、この試合は思ったよりオーソドックスなスタートでした。やはり一度、失敗して引退まで考えたそうなので慎重に試合を運んでいるのでしょうか?元オリンピック代表候補だったそうで、技術的にもいろいろなスタイルはできるんでしょうね。
しかし、R5くらいから大和田正春選手のパンチが当たり始めて、実は赤井さんの攻撃が大和田選手にすべて殺されていることがわかってきました。赤井さんは防戦態勢になる場面が増え、子供心に「いつになったら反撃するんだろう?」と思っていた矢先、R7の途中で完全に大和田正春選手に捕らえられて、フックの連打が何発も赤井さんに当たります。赤くはれ上がった顔で呆然と中空を見つめて棒立ちの赤井さん。司会や解説も「まずいですね。彼は責任感が強いのでガマンしてしまうんですよね。」と心配げなコメントです。
どう客観的に見ても赤井さんの戦意喪失ぶりは歴然としており、表情も「ここはどこなんだ?オレは何してんだ?」と言わんばかりに目もうつろでした。
レフェリーが大和田選手を止めてカウントをする中、ボーっと立ちすくみ客席を眺める彼の斜め後ろから、トレーナーのエディ・タウンゼントが「もうダメだな・・・」と言った態度でうつむき加減にタオルを投げました。

翌日のニュースで赤井さんが重症であることが報じられたのでした。

急性硬膜下血腫・脳挫傷で開頭手術をしたとのことでした。

その後、結局、赤井さんはボクサーを引退してしまいます。関西のローカルな試合などでたまに解説をしている姿を見ましたが、少し太って寂しげな雰囲気がただよっていました。

その後、役者に転向した際には「ボクサーがダメなら役者かよ!ケッ!」という気持ちもありましたが、過去のやんちゃであったことを感じさせない、真摯な役者への姿勢は評価できるのでは無いでしょうか?

お嬢さんもどこまで真剣に「ボクサー」になることを考えておられるかはわかりませんが、本気で取り組めば命を削るようなスポーツであることを十分に認識して、その上での発言であれば立派な志だと感じたのでした。

マスコミも面白半分であおるなよな・・・ったく!
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