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ヒレから翼へ・・・(2)

少し前の記事ですが恐竜に関して新たな発見のようです。

恐竜と鳥つなぐ“手” 中国で新種の化石発見
(06/18 02:07)

 鳥類は恐竜から進化したとする「恐竜起源説」が有力で、翼は手の進化の結果と考えられている。だが骨格部分となって翼を支えている鳥の手と、恐竜の手には、起源が同じとは見なせない大きな違いがあり謎だったが、最大の疑問だった手の構造の違いを合理的に説明できる重要な発見である。

 化石はジュラ紀後期の約1億6千万年前の地層から出土、恐竜の体長は約1・7メートルの獣脚類の仲間とみられ、「リムサウルス」と名付けられた。
(一部抜粋)

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人類が知る限り、過去、脊椎動物は3度空を飛んでいます。「翼竜」「鳥」それから哺乳類の「こうもり」です。

ところで翼竜とこうもりの翼の違いはご存知ですか?

今回はこのうちの翼竜の翼について簡単に書かせていただきます。

地上の脊椎動物は元々は海に棲んでいた魚から進化した生き物が、勇気をふりしぼって陸に上がったのが始まりです。ですから全ての脊椎動物の手(前肢)は水をかくための鰭が形状を変えたものです。
人間は現在5本の指を持っていますが、陸生を始めたばかりの両生類の祖先は6本以上の指を持っていたものも発見されていますが、現在の人間や猿のようなものをしっかり掴む機能を持ってはおらず、最近の復元では殆ど魚の鰭のような膜でつながった形状で描かれています。
それがやがては陸生に完全に適応するにつれ、エサを取ったり、敵と戦ったりするために手(前肢)は道具としての機能を高め、やがて必要に応じて指の数が減っていきます。

人間は5本の指を持っているために、それを基準に指の退化を説明することが普通ですが、親指を第一指として数えると翼竜は第五指が退化して無くなっています。
そして第四指、つまり薬指だけが長く伸びており、この長い薬指と腕から後肢にかけて薄い膜がはって翼になっています。残りの第一指から第三指は翼の中間あたりに鉤爪のついた普通の指として残っており、これでエサをつかんだり木に登ったりできたと考えられています。

何にしても膜を支える骨が実質1本しか無いわけで、イメージとしては旗のようなものです。これでは羽ばたいたり広げたり閉じたり、といったコントロールが十分にできないのでは?という根拠から以前は翼竜は高い木や崖にえっちらおっちらと登って、そこから滑空することしかできなかった。と考えられていました。
しかし、化石を観察していくうちに膜の表面に筋肉の付いていた痕や、血管が走っていた痕が判断でき、それらを使って複雑に膜をコントロールして巧みに飛行したと、現在では考えられています。

次回はこうもりの翼について簡単に書かせていただきます。
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テーマ : 博物学・自然・生き物
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