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エキゾチックで重厚(に聴こえる)サントラ・オケに挑戦してみた(4)

子供のころに胸躍らせた大作洋画のサントラは本格的な管弦楽を駆使した重厚なものでした。
しかし最近のサントラ・オケはかなり少ない編成でも重厚さや華やかさが表現されています。
前回は駆け足でごくかいつまんだ形ではありますが、サントラ・オケの時代による移り変わりを検証しました。

結論らしい結論が出ていないのですが、そもそも映画の劇伴音楽は映画がサイレントの時代にすでに存在しています。ただし映画の内容とシンクロさせて再生する技術が乏しかった時代は、上映の都度、舞台裏でピアニストやオルガニストが画面を確認しながらシーンに合わせて音楽を演奏していました。ロシア(旧ソ連)を生き抜いた大作曲家ショスタコーヴィチの学生時代の大切な収入源が、地元の映画館でのピアノ伴奏であったことは有名です。
その流からでしょうか?トーキー映画の技術が確立されてからも、規模の大小はあれどオーケストラが画面を見ながら音楽を演奏し、それを録音することがトーキーの初期には多く見られたそうです。
現在でも贅沢な手法として指揮者が映像を確認しながらオケをあわせて録音することがあります。

しかしそんな贅沢なことをおいそれとはできませんので、メインタイトルを録音したものを音声編集者がつぎはぎして映像にシンクロさせることが一般です。そして現在のこのDAW環境の技術革新は

スコア・ライティング→演奏→録音(エフェクト処理含む)→編集(音源の切り貼りや映像とのシンクロ)

の作業をすべてをPC一台あれば、ほんの15年位前では考えもしなかった投資と技術で実現できます。

映画、特にハリウッド映画を制作するのに必要な予算は莫大なものです。内容の良し悪しと比例しているとは言いがたいものですが、何にしても円貨にして数十億なんて当たり前。かつて歴代1位だった「クレオパトラ」などは当時の通貨で4400万ドルかかった(当時日本円は1ドル=360円の固定レートでしたので参考になりませんが、円換算レートから考えて現在なら最低でもその4倍の価値でしょうね)ということで、20世紀フォックスをつぶしかけたことも含め、いろいろな意味で話題になった世紀のクソ映画です。
このあたり語り始めると爆笑・憫笑ネタがどんどん出てきますが、また別の機会に・・・。

いずれにしても役者のギャラやら映画化権などに予算が多く取られている(らしい)実体の中で、従来なら豪勢にカネをかけたセットやら実物大模型やらモンスターは全部CGになり、同様にサントラはデジタル技術の恩恵を最大限に受け、ヒトも時間も手間もかかるフルオケは敬遠されて現在のような形になっていったのでしょう。

私はコードワークやオーケストレーションなど、ごく当たり前の作曲の知識や技術を向上させることが自分自身にとっては第一義なのですが、よほどの大家ならともかく、まずは音楽ビジネスに身を置きたい。と考えた場合は演奏者や編集者としてのスキルを向上させるほうが早道なのではないでしょうか?

という事で大した話でも無いのに長く引っ張りましたが、現在のサントラ・オケの上澄みをすくって、あまり難しいことは考えずに作品を創ってみました。という個人的な雑談が実は今回のテーマであったりします。
次回で少しこの私の作品について説明を書かせていただきたいと思います。

曲はE-Windに公開させていただきました。よろしければお聴きください。

「ラーの翼神龍」
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テーマ : DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材
ジャンル : 音楽

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はじめまして。 中学生くらいに突如、音楽に興味を持ち「ブラバン」や「ロック・バンド」やよくあるコースで音楽を愛し、今はもっぱらDTMを趣味としてネットで自作曲を公開したりしています。

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