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エキゾチックで重厚(に聴こえる)サントラ・オケに挑戦してみた(3)

子供のころに胸躍らせた大作洋画のサントラは本格的な管弦楽を駆使した重厚なものでした。
しかし最近のサントラ・オケはかなり少ない編成でも重厚さや華やかさが表現されています。
前回は駆け足でごくかいつまんだ形ではありますが、サントラ・オケの時代による移り変わりを検証しました。

現在、ハリウッドを始めとする映画業界で売れっ子の作曲家は?と質問を受けるとまず名前が挙げられるのがハンス・ジマー(ザ・ロック、パイレーツ・オブ・カリビアン)、ハワード・ショア(ロード・オブ・ザ・リング)、ダニー・エルフマン(ナイトメア・ビフォア・クリスマス、チャーリーとチョコレート工場)、エリック・セラ(グラン・ブルー、レオン)あたりでしょうか?彼らの音楽は全部が全部ではありませんが、正にサントラ・オケの代表と思います。
そして実はこの4人ともクラシックの音大を出るなどでの教育は受けていません。

ハンス・ジマーはドイツ出身ですが、元々はシンセサイザー奏者でロックやテクノを演奏していました。今もバンドを率いて演奏活動もしています。

ハワード・ショアはカナダ出身で、バークリー音楽大学を出ていますが、あそこはクラシックの音大ではありません。独自のジャズのアイディアをまとめたメソッドをみっちり仕込まれます。
そして同じカナダの映画監督であるデビッド・クローネンバーグのホラー(わかりにくい映画ばっかりだけどね)の音楽を担当していました。キーキーと叫ぶようなストリングスや、シンセサイザーでノイズを組み込んだ、現代音楽のような曲調が印象的でしたが、ロード・オブ・ザ・リングで不気味で重厚、かつファンタスティックな曲が一気に評価を高めたように思います。

ダニー・エルフマンはロック・バンド出身で、歌もいけるミュージシャンです。自身も「まともな教育を受けていない」と語っていますが、それであの音楽を創るのですから真の意味で天才なんでしょう。

エリック・セラはフランスの作曲家ですが、元々はスタジオ・ミュージシャンで本職はギタリストです。スタイリッシュな作風はフュージョンかジャズの出身なのか?と思わせますがオケのアレンジもうまいですね。

思うんですが、現在の売れっ子作曲家は単なるスコア・ライターでは無く、実務つまり演奏家や編集者として音楽に精通しているのでは無いでしょうか?シンセサイザーなどの電子楽器を駆使して少ない編成をサポートする手法がわかり、スタジオでのミックスの現場で効果的な音響を演出する手法がわかる。悪い意味では無く量産に対応した技術を確立した結果なのでしょう。
スコアを書いて弦を生録りしたものの、少し音が薄いな・・・。と思えばすかさずQLSOかなんかでサポートしたり、自分でFantomやMotifを弾いて音を厚くしたりする。リズムが弱いな・・・。と思えば自分でギターを入れてタイトにする。エフェクターも自分でかける。
で編集したら、すぐにCDに焼いたりサーバーにアップしたりして監督の確認を取る。

まぁ勝手な想像ですがこんな感じでビジネス・ライクに。しかし時には実験的に映画を盛り上げる重要なミッションをこなしているのではないでしょうか?

次回ももう少し現在のサントラ・オケの傾向を自分なりに検証してみたいと思います。
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はじめまして。 中学生くらいに突如、音楽に興味を持ち「ブラバン」や「ロック・バンド」やよくあるコースで音楽を愛し、今はもっぱらDTMを趣味としてネットで自作曲を公開したりしています。

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