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エキゾチックで重厚(に聴こえる)サントラ・オケに挑戦してみた(1)

小学生も4年生になるころには、友人を誘って映画館に通っていたマセガキのevnc_chckです。
好きな芸能人は?と聞かれると「グレタ・ガルボです」と平気で答えていたイヤなガキです。いや、本当に憧れてたんですよ・・・。

で、そのころは所謂ハリウッド・メジャーによる大作映画が続々と海を渡って公開され、「またかよ・・・」と思いながらもそれでも映画館に足を運んでしまっていたものです。例えば「ポセイドン・アドベンチャー」「大地震」などのパニック超大作。少し後になると「スター・ウォーズ」「未知との遭遇」などのSF超大作などでした。

で、そんな大作洋画の需要がピークであった中で、コンテンツの不足を補うためであったのか、往年の大作洋画も次々とリバイバル上映されていました。特に私の心躍らせたのはハッタリ感満載の「十戒」「天地創造(イタリア映画)」「ベンハー」「ローマ帝国の滅亡」「クオ・バディス(イタリア映画)」「スパルタカス」などの史劇大作でした。
歴史的考察なんぞ関係なく、とにかくエキゾチックでスケール感にあふれたセットと衣装に、豪華な大スター達の大仰な演技。それを更に盛り上げたのが、いかにもロマン派音楽をみっちりと学んだであろう、エルマー・バーンスタインやミクロス・ロージャ、ディミトリ・ティオムキン、アレックス・ノースらの管弦楽を駆使した民族的な音楽でした。
実際、東欧系ユダヤ人ではありますがアメリカ生まれのエルマー・バーンスタインは別として、ミクロス・ロージャはハンガリー出身でドイツの音大で音楽を学んでいますし、ディミトリ・ティオムキンはウクライナ出身でロシアの音大で音楽を学んでいます。アレックス・ノースはアメリカ人ですが名門ジュリアード音楽院からモスクワ音楽院に移って音楽を学んでいます。
つまりは皆、本格的なクラシック音楽の教育を受けています。

で、ここで本題なんですが、ここ数年の間に制作された史劇大作も含めて、「管弦楽」を使った映画のサントラ・オケをいくつかyoutubeで聴いてみました。聴いてみて改めて思うのはとにかく編成の薄さです。某三月さん言うところの「手抜きオケ」ですね。

前述の「十戒:エルマー・バーンスタイン」「天地創造:黛敏郎」「ベンハー:ミクロス・ロージャ」「スパルタカス:アレックス・ノース」などの音楽を聴くと、このまま「これはマーラーの音楽です」とか「チャイコフスキーの音楽です」と言われたら信じてしまいそうな編成や構成ですが、最近のサントラ・オケは聴覚的に感じるよりはずっと少ない楽器だけで編成し、それでいて実に効果的にスケール感を出していると感じました。

あまり画一的にしてはいけないのですが、「何か管弦楽って難しそうでトライできない・・・」という方のために、あえて最小公倍数的に条件をまとめると

・低音はコーラス系やパルス系のシンセサイザーを重ねて厚みや音質の変化を出している
・旋律は金管楽器や木管楽器の独奏や斉奏を多用し、低音から高音へ昇っては下がるような音形で構成して盛り上げる
・高音弦は和声を支えたり、リズムに動きをつけるためにキラキラとした対旋律を担当する
・和声進行は意外と単純(マイナー系コード一発、とかⅥ→Ⅴ→Ⅳ→Ⅲとか)で耳障りよく
・リバーブのかかった打楽器が多く編成され、じょじょに楽器数を増すなどでリズム面で盛り上げる
・低音重視のEQと谷底か天空から響くような大袈裟なリバーブが処理されている

といった感じで、これらを忘れずに配慮して創ればとりあえずサントラ・オケになりそうに思います。

いつからこういった傾向になっているのでしょうか?次回ではサントラ・オケの時代による移り変わりを自分なりに振り返ってみたいと思います。
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テーマ : DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材
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はじめまして。 中学生くらいに突如、音楽に興味を持ち「ブラバン」や「ロック・バンド」やよくあるコースで音楽を愛し、今はもっぱらDTMを趣味としてネットで自作曲を公開したりしています。

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