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German historic hold!(最終回)

前回、学校教育では古典派、ロマン派の音楽に続くものが今ひとつ片手落ちのように感じる旨を話させていただきました。

日本の音楽教育において古典派、ロマン派後の音楽史が今ひとつ中途半端に思います。
フランスを中心にした「印象派≒フランス近代音楽」のドビュッシーとラヴェルが何の前触れも無く現れ、ドイツではロマン派の時代にいてシューマンに見出されながら、古典的な作風を維持して「新古典派」とやや皮肉られているブラームスぐらいしか登場しません。
後期ロマン派まではあれほど「ゲルマン」一辺倒であった日本の音楽教育が、何故かこの時代まで来ると「印象派≒フランス近代音楽」こそがこの時代の音楽のメイン・ストリームであるかのように教え始め、ドイツの音楽家がことごとく無視され始めます。
この心変わりがよく理解できません・・・。ドイツと一緒に戦争をやって負けたことが戦後教育に大きく関係しているのかしら・・・?何て思わず勘ぐってしまいます。

冗談はともかく、実際は日本の音楽教育が大好きなドイツやオーストリアにも、ロマン派のカテゴリーに入りながらより進歩的な音楽、スケールの大きな音楽を創作した作曲家がたくさんいるのです。
例えばブラームスと同時代ではワーグナー、ブルックナー
少し時代が進んでマーラー、R・シュトラウス、ラフマニノフ

彼らは近代→現代と「進歩することこそが芸術の本旨」のように思われた時代は、いつまでもロマン主義的な作風に停滞する時代遅れの作曲家と思われたのか、日本で演奏会などで聴く事はあまり機会がなかった作曲家です。
実際のところはドビュッシーはロマン派的音楽からスタートしたものの、独自性を求めて教会旋法の利用や不協和音の使用などを始めたもので、その後に続く音楽家に大きな影響を与えたことは疑いようもありませんが、実際にこの時代の主流であった音楽はロマン派のカテゴリーの音楽でした。
ブルックナー、マーラー、R・シュトラウスなどは第二次世界大戦が終わって、ようやく世界中の指揮者やオーケストラ、演奏家が作品を取り上げてじょじょに日本人も彼らの作品を聴くようになりました。現在ではCDショップに行ってもドビュッシーの交響詩などよりも、マーラーやブルックナーの交響曲のほうがたくさん店頭に並んでいるように思います。
しかし学校ではこれらの作曲家は未だにまったく登場しないかトピックス的な音楽史の捕らえ方しかしていないように思います。
どういったトピックスかと言いますと国民学派とかロシア五人組とかがそれにあたります。ドヴォルザークとかリムスキー=コルサコフなどは民族的な旋律やテーマが愛国的であったりする。という特徴を除けば曲の実体はロマン派の範疇であると思います。
そして現在でも映画やミュージカル、ゲームなどのBGMとして、商業音楽の世界でロマン派的な技法は現役を続けています。
以上は私見であることをお断りしておきます。
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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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はじめまして。 中学生くらいに突如、音楽に興味を持ち「ブラバン」や「ロック・バンド」やよくあるコースで音楽を愛し、今はもっぱらDTMを趣味としてネットで自作曲を公開したりしています。

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