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German historic hold!(3)

長男の学校の音楽の試験対策に音楽史を教えようとテキストを確認しましたら、えらくゲルマン寄りの音楽史になっており、改めて驚きました。
どれほどゲルマン寄りかを、私見満載ではありますが考察していきたいと思います。

まずバロック音楽です。この時代はポリフォニックな音楽が頂点をきわめ、巨大なバロック建築に呼応するように音楽の規模も壮大になり、特にオルガン音楽が発達しました。
バロック音楽におけるバッハの偉大な位置づけは理解はできます。私もバッハの巨大伽藍を思わせる構築的な対位法音楽には恐怖すら感じる壮大さと緻密さを聴くことができます。しかしこの時代からロマン派初期にかけてヨーロッパの音楽界で圧倒的な力を持っていたのはイタリアでした。古典的な音楽の範囲において、バッハの主活動分野であった宗教音楽は「教会の権威」が高い時代の中ではそれなりに重要なものですが、最も聴衆の支持を得ていたのはオペラであったわけです。現代で言えばハリウッドの映画プロデューサー、ディレクター、脚本家、音楽監督と、教育的・道徳的な教育映画の監督、脚本家、作曲家を比較するようなものでしょうか?どれほど高尚で高い精神性にあふれた教育映画であっても時代のトレンドを創造するほどの影響力までは発揮できないように思います。
そういう意味ではよく並び称されるもう一人のバロックの大家であるヘンデルは、ドイツの田舎をさっさと抜け出してイタリアでオペラを作り更にはイギリスに渡って、ドイツ同様にオペラのニーズはあれどサプライヤーの不足していたかの地で、オペラの「作曲家兼興行主」として実に当時の音楽界での理想的な成功者でありコスモポリタンであったわけです。有名なオラトリオ「メサイア」も宗教曲ですが、オラトリオというものがそもそも「教会で演じられるオペラ」なのです。
何故か学校では西洋音楽の歴史はまるでバッハから始まったかのごとくの教育で、この時代は教会でしか音楽が鳴っていなかったかのような表現に感じます。現実は映画「カストラート」で見られるようにオペラが大衆娯楽の殿堂であったわけで、そこで流れる音楽が時代を牽引していたことでしょう。
・・・つづく
以上は私見であることをお断りしておきます。
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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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はじめまして。 中学生くらいに突如、音楽に興味を持ち「ブラバン」や「ロック・バンド」やよくあるコースで音楽を愛し、今はもっぱらDTMを趣味としてネットで自作曲を公開したりしています。

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